ファイアーエムブレム 紋章の謎
最近のFEは強キャラを突っ込ませてゴリ押し気味にいけますが、
紋章の謎は回避が低い上に守備力も上がりにくいので、
自軍最強キャラを突っ込ませても簡単にやられます。
このピリピリした感じがFEの要であり、紋章にはそれが詰まっています。
ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 ~光と影の英雄~
なんだか懐かしさもあり購入を決意。
昔の思い出をぶち壊されはしないかと心配もしたが、個人的にはとても満足できる作品になってました。
顔グラが変わったのも違和感はなかったし、マイユニットが入ったことでより各キャラが立っているように思えました。
特に今までは主人公=プレイヤーという位置づけのマルスが、その世界にいる一人のキャラになっていて、別の視点から見ることができたのはとてもよかった。
他のキャラとも色々会話があるし、後付けとはいえコイツらはこんな性格だったのかと新たな発見もあったりしてとてもうれしくなった。
ちなみにDSハードは今まで持っていなかったので同時に購入しました。
選んだのは「DSi-LL」
本体のレビューには、解像度そのままに画面サイズが大きくなったことで画像が粗く見えるものがあるとかいう不評もあり、少々不安もありました。
で、実際にプレイしてみた感想ですが、他のDSハードで遊んだ経験がないためかもしれませんが特に違和感は感じませんでした。
普通にすんなり受け入れることができるレベルです。
もし「新・紋章の謎」をやるために「DSi-LL」の購入を検討されている方は参考までに聞いておいてください。
今、第5章の冒頭まで進めたところですが、早く続きをやりたくて仕方ありません。(笑)
とりあえず久しぶりのFEということもあり、新要素のカジュアルモードで遊んでます。難易度はノーマル。
新しくなった紋章の謎をストレスなく楽しみたかったので、カジュアルモードを保険の意味で使ってます。基本は従来通り“誰も死なせない”プレイを心がけてます。
「倒れたら死なないなんてFEじゃない!」って思う人はクラシックモードを選べますし、難易度も狂気(=ルナティック)じみたものが用意されています。
私みたいに力を抜いて楽しみたい人はカジュアルでノーマル選んでもいいし、ハードルあげたい人は、難易度をハードやマニアックにもできます。
この辺りは各プレイヤーの嗜好で好きなように組み合わせて遊べるので、昔からのコアなファンも、初めて興味を持ってくれたご新規さんも、誰もが楽しめるものになっていると思います。
その意味では今回のこの仕様変更はとても評価できると思っています。
以上、拙いながらも書かずにはいられなかったレビューでした。
蛇足
リフだってもはや“きずぐすり”とは言わせません。(笑)
ファイアーエムブレム 紋章の謎 アニメーション・サウンド・トラック
全25曲の内、ゲームで使われた曲をアレンジした物もあり、全体的にファーアーエンブレムの雰囲気を踏襲していると思います。
残念な点として収録時間が短く、1分以内の曲もたくさんあり、全体では約30分程度です。☆−1
もしCDいっぱいの容量を使ってくれていたらと思わずにいられません。
音楽の質はゲーム音楽の雰囲気を残しつつ上手に作曲されています。
ファイアーエムブレムに興味のある人は一度聴いてみてください。
ファイアーエムブレム メモリアルブック アカネイア・クロニクル
この本はニンテンドーDSで発売されたファイアーエムブレム新・暗黒竜と光の剣、新・紋章の謎の二作品をベースとした大型資料集です。 購入したので読みました。そして最初の感想としては「なんだ見たことあるものばっかしだな」でした。実際同じような趣旨で今年発売されたファイアーエムブレム20周年記念本、「ファイアーエムブレム大全」とはいくつか被っているところもありました。 じゃあ読む価値が無いかというとそうではありません。 「大全」とこの本の違いは他のレビューを見たり商品紹介を見れば概ねわかると思います。
では私が何をもって好評するのかというと単純に「もう一度二つの作品をやってみたくなった」ということです。掲載されている大きなキャラクターイラストや記事を眺めていると今まで気にしていなかったキャラクターに興味を持ったり、思わず「あるある」と頷いてしまったりもしました。そのように思えるのはこの本ならではだと思います。
古参のプレイヤーさんも「知ってるイラストばかりだ」と言わず、この本をじっくり眺めるとまた違った魅力が見つかるかもしれません。
また一方で今年発売の新・紋章の謎をプレイしてファイアーエムブレムを好きになったプレイヤーさんには本当に「資料集」としてかなりオススメできます。新鮮な気持ちで読めると思います。
まとめてこの本は古参プレイヤーの方には「開拓本」として新しいプレイヤーの方には「資料本」として十分に面白いものだと思います。もちろん各イラストレーターさんの書き下ろしイラストやファイアーエムブレムの歴史、かなりディープですが新・暗黒竜と光の剣、新・紋章の謎の全ての章別会話も掲載されています。
最後に、ハードカバーです!ちょっと値段は高めですが上の通り魅力いっぱいの本です! 読んで下さった方、長文失礼しました。