HG 1/144 ゼダス (機動戦士ガンダムAGE)
とりあえず作ってみての感想。
色分けは完璧と言っていいです。
大きさはガフランと同じくらい。
ガフランでは緑のクリアパーツが見にくかったのが
ゼダスではしっかり目立つようになっていてよかったです。
バランスもまずまずで安定して立ちます。
残念なのは・・・
可動は下半身が思った以上に動かない。
とげとげも安全上丸くなってます。コレが結構見た目に響いているような感じ。
あと合わせ目が多い。けどガフランと同様に塗装は簡単に出来そうな感じのパーツ分割です。
機動戦士ガンダムAGE (3)セカンド・エイジ (角川スニーカー文庫)
面白い! の一言に尽きます。
フリット編二巻に対して、アセム編は一冊で収まっている。そのため、イベントの省略は致し方ないのだが、個人的にはもっと掘り下げてほしい部分・書いて欲しかった場面がありました。ですので星は4。けれど「1つの小説」としての完成度は高く、その意味ではかなり洗練された物語として受け取ることが出来ました。
本書で私が感心したのはやはり、フリットとアセムの関係。幼い頃に両親を無くしたがあまり、父として自らの子どもたちへの接し方がわかっていないのだと、ウルフが評しているのはたやすく納得の出来る理由でした。アニメ本編で「〜撃墜数を稼げたぞ」なんて台詞があり、視聴段階では、なんと冷たい父なのだろうと思いました。しかし本書のアレンジでその部分を学生時代の徒競走に置き換える事により、フリットが「不器用なだけの父」である事が強調され、アニメ同様の復讐者であるのにも関わらず感情移入が出来ました。そこにはフリットの復讐の根幹ーーみんなのために、という想いを追加する事による「復讐のみに取り付かれた哀しい人間ではないこと」が静かな文章の中で熱弁されたことにも起因します。
ロマリーの立ち位置、キャラクターにも感嘆しました。アセム・ロマリー・ゼハートの三角関係のみならず、アセム・ロマリー・アリーサの別角度からの三角関係を投入する事で物語に味がでたのは間違いありません。欲を言えば、アリーサがアセムに恋心を抱いた経緯も欲しかったのですが、紙面枚数の都合上、やはり致し方ないのでしょう。
アセムの心の成長を主題に置いているものの、熱い展開は用意されていて、アセムによるウルフ・ファングには心躍らせました。デシルに対して、この時ばかりの共闘をするアセムとゼハートという構図も素晴らしい。アセムの心証描写が繊細に描かれている分、こういった少年誌っぽい展開を、織り交ぜたプロットばさすがの一言。
総合的に、本当に面白いライトノベルでした。次回からのキオ編を楽しみに待ちたいと思います。
SDガンダム GGENERATION 3D
※だいたい7時間プレイしての感想となります
■参戦機体数について■
参戦する機体はセンチネルやアストレイなどが省かれているので、主人公機体しか使わないよ、という人向け。寒冷期専用ジムとかどうでもいいのが省かれてるのはいい点だと自分は思いますが、センチネルなどは省いてほしくなかった…
■参戦キャラについて■
キャラ毎に精神コマンドの数が違うのは頂けないです。ヒドイと一つしかないキャラ(サブシート専用キャラですが)がいます。あと最低限最初から一つは精神コマンド使えるようにしてほしかった。Lv1状態では何も精神コマンド覚えていないキャラが結構います。
■戦闘アニメについて■
戦闘アニメはワールドの使い回しが多く、また機体が拡大されたときにドットの荒さが気になりました。画質は3D化で犠牲になった模様。
■ステージ難易度について■
ジェネレーションブレイクをすべて発動させるとそれなりの難易度になります。ELSやバルバトスが登場するステージでは、育てた機体を用いないと勝利は難しいレベルになってると思います。
■テンポについて■
自分はのんびりな性格です。よってロード時間などの評価はあまりアテになりませんが、気になるレベルではないと思います。戦闘もBボタンでカットできますし。ただ、データのロードは敵フェイズ中でもできるようにしてほしかったです。
■システム面について■
サブシートの2人のりは今までなかったので面白いと思います(熱血もちをサブに乗せて機体の火力底上げ、パイロットのレベル上げなど)。要望としては、原作の搭乗者を乗せる(OOライザーに刹那と沙慈など)とセリフの変化があったら良かったのですが…サブシート専用キャラにボイスはないようです。サブシートはこれからも実装して、ボリュームを加えて行ってほしいです。
オプションパーツは購入する方式から、敵のドロップやコロニーレベルの報酬になりました。サブシートを買えないのは少し痛いかな…
あとBGM変更はいい加減実装してほしいです。原作からのBGMセレクトも微妙ですし。主題歌系のが個人的に戦闘盛り上がると思うのですが。
■総評■
あまりやり込みはしなく、主人公機体メイン使用で、それなりの難易度を楽しみたい方?向けと思います。自分は今までプロフィールコンプをしたことがないライトユーザーなので、自分には合っていると思います。特に思い入れもない機体を強いパイロットを乗せて、プロフィールコンプのためだけに育てるような作業が結構省かれてるのはいい点かな、と思いました。