宇宙戦艦ヤマト2199 3 [Blu-ray]
今回は絵としては少々地味目なものが多かったように思います。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?のモチーフは好きですし(オリジナルのアナライザーの話と被って、僕は旧版の話はとても好きなので、彼が主役?の話はやってほしかった(^^))、なるほど、館内放送はストリーテラーみたいな形にしたかったのね、とか、細目のにーちゃん(こいつエロかったなぁ(笑))が活躍する話も良かったと思います(最後は彼が撃ってしまってもよかったかなぁと…)。関連して、真田さんのオリジナル設定が、今回のリメイクの中で活かされて行くのかは個人的に注目しています(伏線は、いろいろとありますし…)。
その他いろいろネタバレの話が多いので詳細は置いておきますが、それぞれのキャラクターに深みが出てきてなかなか良いかなぁと思いました。こうなると、相原ちゃん情けな〜の話は今回生き残るのかどうか(苦笑)、気になりますが…。沖田艦長の敬礼と、名もなき敵艦隊の艦長にはシビレマシタ(^^)。
でもね〜、
序盤にこれらの話を消化しておかないと、次へのつながりが悪いのはな〜んとなく分かりますが、でもやっぱりもう少しヤマト自身が活躍する回も織り交ぜながら…が良かったような気もします(ので星一つ減らしておきます)。作画などについてはいつも通り文句のつけようがないです(^^)。
個人的には新見ちゃんの今後の動きに注目かな。ひと騒動やってくれそうな気が…。
ラーゼフォン CD-BOX
ラーゼフォンはDVDで見たのですが、印象に残っている音楽の多い作品でした。
このCDBOXはほぼ全体像をつかむことができます。ということは、おそらく多くの人には、意外な音楽であるということです。見ていないと、Jazz的音楽、noise的な作、ヒンデミット的なトーンのもの、ダッタン人の踊り、など多種多様な音楽がありますが、作曲者のカラーで統一されているので、実は逆に安心して聞くことができます。逆に言うと自分の気に入る音楽が必ずあると言っていいと思います。わたしは、好きなものだけをMDに落として(box全体でMD1枚程度の分量です)聞いていますが、時期が変わると、別な曲が聴きたくなり、結局CDを車に持ち込む様になりました。ラーゼフォンを見て、気になる音楽が1つでもあったら聞いてみると良いでしょう、自分が気がついていなかったシーンの音楽に気づくと思いますので、真の意味での音楽のリテラシーが身に付きます。
RPGリプレイ ロードス島戦記〈1〉 (角川文庫―スニーカー文庫)
コンプティーク紙上で公開されていたD&D版『ロードス島戦記』リプレイは傑作だった。このリプレイで火がつかなければ、ソードワールドなどの日本でのTRPG文化は根付かなかったかも知れない。
GM役の水野良氏、ディードリット役の山本弘氏などの台詞回しや、スレインのとぼけたキャラクターが良かった。
しかしながら、本書のリプレイはこの『D&D版』ではない。改めて『ロードス島戦記』TRPGルールが出来てから再録したものである。版権の都合上やむを得ないことであったが、結果としてプレイヤー全員が物語を知っているままプレイをすることになっている。それゆえの面白さもあるのだが、D&D版ほどの興奮はない。
ただ、小説・D&D版とは異なるクレバーなウッドチャックや、シニカルなエトは必見。
ベルデセルバ戦記
空戦ファンタジーの秀作「ラスト・エグザイル」というアニメーションを観てからプレイすると10倍楽しめます。もちろん観てなくても絶対「はまり」ます。●「天空の城ラピュタ」を観た後でもokです。本作品は旧プレステ・全タイトル中、上位10本に入れてもおかしくない完成度です。その独特な世界観はきっと「昨日とは一味違う自分」を演出してくれます。他に類似作品がないので大変貴重な作品だと思います。
出渕裕メカニカルデザインワークス (1) (A collection―Mechanical design works series)
出淵裕氏のガンダムやガサラキ関係のメカのラフと決定デザインを中心に本が構成されています。
ガンダムWやボトムズ「赫奕たる異端」の衣装デザインなども収録されています。
今回はデザインはありませんでしたが、出淵裕氏はパトレイバーのデザインでも有名です。
次巻の出淵裕メカニカルデザインワークス (2)では出淵裕氏のファンタジー系メカの仕事を中心に編集されることも帯などから分かり、
ダンバインやガリアン、うまくいくとロードス島戦記とルーンマスカーなどのデザインが載るのではないでしょうか。
本当に続巻を心待ちにしている本です。