新世紀エヴァンゲリオン (10) (カドカワコミックスAエース)
現時点でのエヴァ最新作。
9月から公開される「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版」が果たしてどういうシナリオになるのか解らないけど。
アニメ、ゲーム、コミックと展開されている本作だが、私はこのコミック版のエヴァが一番好きである。
安心して読んでいられるのだ。
とはいえ、トウジが死んでしまったり、アニメの脚本原案に(一応は)忠実な形で進んでいる。
けれど、破綻的なアニメ版よりは、こちらの方が(私は)好きだ。
登場人物が、ちゃんとした「人間」なのだ。
それぞれが本当に人間臭く、情や義理といったモノが存在する。
作家である貞本義行が精神的にも成熟した大人だからであろう。
そこが、自己嫌悪・精神崩壊・現実逃避に至ったアニメ版とは大きな違いである。
まぁ、あれはあれで大好きなのだけれども。
コミック版は、本当に『ヒトを人として見ている』。
貞本自身、アニメやゲームの仕事が忙しく、中々本作をスムーズに連載出来ていないが、それでもやはり、このコミック版エヴァがどういった結末を迎えるのか、最後まで見届けたいと思う。
サマーウォーズ [Blu-ray]
去年の夏の一番の映画の話題作という事で、早速見ました。
主人公の小磯健二ははちょっと弱気で人付き合いも苦手な、17才の理系少年。そこで憧れの先輩であるヒロイン:夏季と一緒に向かった場所は、27人大家族のいる田舎、長野である。そこで健二と夏季は夏季の大祖母である「栄」と出会う。しかし、健二を語るネットアカウントが登場し、そこでみんなが一致団結するお話である。
感想としては、皆さんの評価で既に触れてあるかと思いますが、物語のコンセプトは物凄く良かったし、作画に関しても結構リアリティーのある画質だったので、物凄く良かったです。ただ、人によってはネット世界での展開があまりにグダグダな部分があったりした点が目立ったので一番賛否が分かれてしまったのではないかと。また、夏の季節の現実世界とネット世界の世界観の説明も少し不足気味で、最後は無理やりとってつけた感じの展開だったので、その部分をもう少し描いて欲しかったですね。
逆に感動したシーンは、これまで陣内家の大黒柱である「栄」のメッセージシーンや電話シーンです。「悲しい時、辛い時こそ、一人になってはいけない。」「アンタなら出来る」この部分の台詞が何度聴いても泣けてきます。 それと同時にBGMと山下さんの曲が良かったです。
こちらはブルーレイ版になります。より具現化して見れますので嬉しい限りです。感じ方によっては賛否も激しく分かれてくるので☆は3とします。
クワッドエレメンツ サマーウォーズ・サイダー 490ml×24本
ちょっと甘めのサイダーです。レビュー投稿時の季節は冬ですが、なぜかサイダーを飲んでいると夏のイメージが蘇ります。
そして、もちろん、サマーウォーズの情景も浮かんできますよ。
サマーウォーズを好きな方にはもちろん、そうでない方にもオススメ。
爽快感のあるサイダーです。
(お徳用ボックス) クワッドエレメンツ サマーウォーズ・サイダー 490ml ×24本
中には2000円を切っているショップもありますね。
これはもう買うしか無い!!
ヱヴァンゲリヲン新劇場版 : 序 アニメーション原画集 (書籍)
内容の概要から。
版の大きさ、約30cm×21cm。以前の原画集より大きめです。
まず、巻頭に、カラー16ページ。
右側にフィニッシュ画。左側がその原画の構成。見開きで比較できます。
絵の内容ですが、
・レイバストショット(初出ニュータイプ2007.10表紙)
・ヤシマ作戦零号機立ち上がり(初出ニュータイプ2007.6)
・レイ+シンジ(+アスカ+謎の少女?)(初出ニュータイプ2007.10)
・レイ+カヲル(初出ニュータイプ2006.10表紙)
などなど。
巻頭以外の312ページは、
・最初に庵野総監督のコメント1ページ
・他の大部分は、どちらかというと戦闘シーンがメインの、原画達。
以上のような構成です。
注意したいのは、カラーページが少ない・人物アップ画が少ない・
画を1ページ全体に使うというより、コマ割りが分かり易いように、
より多くの同じシーンの原画を並べた構成である事など。
総じて、本気でアニメーターを目指す方に、
より配慮したような構成だと思います。
逆に言えば、巻頭以外は、普通のエヴァファンには非常に地味な印象を
受ける可能性が大きいかと思います。
私などは、絵が描けない人間なので、原画の恐ろしく美しい描線に、
ただ、見とれるばかりで、それだけでも価値を感じましたが、
普通にイラストなどを楽しみたい方には、この価格設定は、
つらいかもしれません。
以上の事を勘案して、それでも価値を感じる方の購入をお勧めしたいと思います。
全記録全集のほうが、より一般向けの商品になるのではないでしょうか。
新世紀エヴァンゲリオン (9) (角川コミックス・エース)
個人的にカヲルが猫を絞め殺したのが衝撃的だった。
アニメの彼とは違う部分が見たい方、読んでみてください。
マンガの彼はシンジと仲が悪いです。
※アニメとえらい違いだ…。
最初からゼーレ側との関係が明らかになっているのも面白い。
どう裏切るか、期待させてもらいましょう。