黒衣の天使 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)
初めてこの作者の本を読みましたが、おもしろいんだけど物足りなかったです。
まぁまぁという言葉がまさにぴったり。可もなく不可もなく・・・
ドラマティックなんですが、ちょっと美味く出来すぎかな?という感じがしました。
ヒロインはなぜそこまで不安を抱き、不信に感じたのかがちょっと不思議です。
ただ舞台になったギリシャには無償に行きたくなりました。
闇の天使 (Hayakawa Novels)
主人公の格好良さや、敵対者とのかけ引きなど十分楽しめますが、英国首相が最も頼りにする組織に主人公以外のエージェントがいなかったり、敵対者のメンバーが公のパーティーで話をしているところを見られるなど、推理を楽しむにしては、筋書きがいい加減過ぎますし、アクション小説にしては、大したアクションやはらはらドキドキがあまりありません。
あまり気を入れて書かれた小説とは思えません。
天使は涙を流さない(二見ザ・ミステリ・コレクションハ 7-19 )
いつも私が夢中になる話とはちょっと違うのだけど、一気読みしたので、やはりおもしろかったかな。 星4つ半といったところ。
本の丁度半分くらいのところで、私が考えていたのとはどんどん違った方向へ話が進んでいったので、うーん、やはり簡単に予測してはだめかと思った。 えー!こんなところで死ぬの?と。
最初から麻薬王を監視しているFBIのエージェントの意味がよくわかなかったのだけど、最後に納得。
読んで損はないです。
Relentless Retribution
前作はスラッシュメタルと言うジャンルに収まりきれない作品で、個人的にはその年に出たアルバムの中でもベスト5に入ろうかというレベルの作品でした。なのでかなりの期待を抱き聴き始めたのですが所々のリフは悪くないのに、曲としてフックがイマイチ無くモヤモヤしている内に全曲終わってしまいました。一曲でもキラーチューンがあれば見方も変わってくると思うのですが・・・。 追記です:最初はイマイチと思っていましたが聴きこんでみるとかなり良かったです(謝)即効性は無かったですが買って良かったです
The Ultra
デス・エンジェルのファーストです。
セカンド、サードと着実にスケール・アップしていきますが、サード発表後にいったん解散してしまいます。解散間際に日本公演があって、そのすがすがしくエネルギッシュなライブ・パフォーマンスには感動しました。全員一丸となって首を振り、長髪を振り回す歌舞伎の競獅子状態でした。
このファーストはその原点ともいえるアルバムで、パワフルで勢いがあり、ネガティブな世界を歌っていながらも、どこか明るくさわやかなのが持ち味でしょう。壮快無比です。