「めぞん一刻」ベストセレクション
OP曲、ED曲をはじめ、杉山卓夫、川井憲次のBGM、
なかなかツボをおさえた構成だと思います。
・・・しかし、なんで「陽だまり」がはいっていないのぉーーー(涙)
もったいないなぁ~と思います。
残念。
NO THANK YOU
このCDはサードアルバムだが、ソロ活動を「長期休養」する前の中ではファーストアルバムに次ぐ傑作である。しかも「めぞん一刻」がらみで、コマーシャリズムではこっちの方が上だ。つまり「売れる」要素が大きい上に高い音楽性が同居しているということである。
ちなみにソロ休止中の活動は「BOX」(「V」じゃなくて「B」だよ)、「ピカデリー・サーカス」などでどれも非常に音楽性が高い。
故に、ロット数を消化したら再び廃盤・在庫切れにすることなく、直ちに再プレスすべきである。いや、もっと積極的に、メーカーは、これだけ良質の音楽が日本に存在していることを広く民に知らしめていく義務がある。
ポリドール=ユニバーサルミュージックよ、はやく再プレスしなさい!「世界になんとかのユニバーサルミュージック」って通販番組で自ら連呼してるよね。だったら、高い見識で、高い音楽性のものを広く流通させる努力をせよ!
連弾 [DVD]
淡々とした中に、笑いあり、せつなさありで、竹中作品らしいあったかさのある一作です。この作品で天海祐希の連弾までの作品では見られないコミカルさが発揮されファンなら必ず抑えておきたい1作だと思います。
水の中の八月 [DVD]
好きな映画で何度も見返していますが、観るたびにきまって、そのみずみずしさに驚かされます。
付き合っているのかいないのか、本人たちにもわからないような高校生男女の淡い距離感、人々の体温まで伝わってきそうな熱気あふれる祭りの場面、グラウンドの土を黒く染めていくどしゃぶりの驟雨の光景、ぎこちなくも初々しい少年少女たちーー物語も映像も若い役者たちも、何もかもがみずみずしく美しい。
ある夏の若者の数日間を切りとったような映画などと言うと、陳腐な表現になってしまうかもしれませんが、もし本当にそんな作品があるならば驚くべきことです。
『水の中の八月』は、そんな驚くべき映画のひとつです。