新ニューヨークネイバーズ―セレブに会えるアメリカ・ガイド
中尊寺ゆつこの最後の作品となってしまいました。
本当にNYを愛していたゆつこさん。
急逝してしまったのが、とても残念です。
さて、この作品は雑誌に連載されていました。
私は、連載されている時から面白くて読んでいました。(NYにはもちろん行ったことは無いし、行く予定もない)
連載されていた部分のマンガはカラーのため、お値段が高くなっていますが、買う価値はあります。
中尊寺さんのマンガはシンプルで強烈なインパクトがあるので、軽い気持ちで読めるのが魅力!
セレブとの交友関係(坂本教授からデヴォン青木&パパ青木まで)も面白い!
最後にはアトランタで日本文化を紹介する、英語でのプレゼンの話もあり、「オヤジ、オヤジギャル」を説明したそうです(笑)
ゆつこ流の観察眼、一見の価値ありですよ。
やっぱり英語をしゃべりたい!―英語負け組からの華麗なる脱出法
中尊寺ゆつこさんの遺作で、30代から英語を勉強し話せるようになった本人の経験を語りつつ、世の英語教育、風潮等をバサバサ斬っていくといった内容です。
冒頭で30代が英語を勉強するには一番良い!と言い切り、自分は30代ではないので、ちょっと違うのかなと思いましたが、最後にはそんなことすっかり忘れてるほどおもしろかったです。
30代云々関係無いです、英語で苦い思いをしてる人なら誰でも楽しめると思います。
英語の勉強法は特に画期的!というわけではなく、海外生活+文法勉強という従来通りなもので、改めて納得させられるだけで、
それ以外の要素が多すぎて、思っていたものとは違ったが予想外の収穫と言える情報や娯楽がありました。
学者でもプロでも初心者でもない人の英語本というのも珍しくて、現実的で良かったと思います。
日本女子の英語力を憂いていた中尊寺さん、私も頑張りますと決意を新たにしたのでした。
アフリカンネイバーズ
アフリカものの旅行記って少ない中で、これは最高!
やっぱりこうして絵と文章を見ると、中尊寺さんの才能ってすごいと思ってしまう。もっともっと本が出版されていたら良かったのにとしみじみ思います。
やっぱり英語をしゃべりたい!―英語負け組からの華麗なる脱出法 (ちくま文庫)
著者のイメージとは違って、意外にも本格的な学習法です。
彼女は、はじめ基礎力なしにNYへ移住して、何もかも中途半端なまま「英語難民」に
なりかけます。ここまではよくある話ですが、彼女は、
『(旧)話すための英文法』……全4冊を完璧に覚えたんですよ。
……たった一人で短い例文をたくさん覚える。丸ごと覚える。全部声に出して言う。
ただそれだけです。……実践は、このあとでも充分だったんですね。
日本の漫画家を代表してアトランタで講演をするなど、
まさにこれからというときにお亡くなりになったのは、誠に残念です。
亡くなる直前まで本書の原稿の手入れ・校正をなさっていたそうです。
ご冥福をお祈りいたします。
ハマのメリーJさん【完全版】 中尊寺ゆつこファンキー名作徹底解剖 (P-Vine Books)
ゆつこさんの新刊!!!
どれだけ待ったことか・・・・・・・!!!!!!!
メリーさん遭遇者の私にとってメリーJさんは超リアル。
連載当時の担当者の方とゆつこさんのメールのやり取りなど、ドキュメンタリー要素もあるので中尊寺ゆつこファンには更なるバイブルになること間違いなしです!
小林さん、ありがとうございます!!!!!