監獄学園(2) (ヤングマガジンコミックス)
二巻まとめ買いして正解でした。普通のラブコメかと思ったのですがかなりおバカな内容のギャグ漫画でした。しかししっかりとラブコメ展開もあったり主人公のラッキースケベもあったりとなかなか面白かったです。
NEMESIS No.6 (KCデラックス)
3ケ月に一回のお楽しみ、シリウスの姉妹誌、ホラー、コメディ、サスペンス、ソフト・エロ、萌え4コマ、そして愚痴エッセイとジャンル分けが不可能な漫画誌です。
少しインモラルでホラー・サスペンス寄りの誌風に為って来ましたが、その一因である沙村広明氏の「ベア・ゲルダー」は氏の拷問嗜好が今回も炸裂しており、濃い新登場人物も含めて次回が楽しみでなりません。
平本アキラ氏がオールカラーのショート・エロ漫画で再登場。
ピンナップでは上記平本氏に加えホモンクルス氏が初お目見えです。
塩野干支郎次さんはテレストリアルクローズが終了したのかお休みなのか今回は四コマ「雑な学舎(まなびや)」が掲載。
今回も掲載が無くて残念な大越孝太郎氏が、なんと次号は巻頭カラーで連載開始との告知が有り一安心です。後はゴージャス宝田さんですね。
連載陣では木葉功一さん「ディザインド」で氏がスター・システムを発動、他誌で活躍中のキャラが登場してビックリ。
岡村星さん「誘爆発作」は主人公とサイコパスの噛みあわない会話が実にスリリングで、毎号引きが強く、実に次号が気に掛ります。
他も美少女描きの達人、CUVIEさん、佐野タカシさんが描くホラー・サスペンスすぎむらしんいちさんの童貞vs美女vsゾンビアクションギャグ、吉田蛇作さんのスカタン魔法使い物、西野マルタさんの近未来米国相撲漫画、押切蓮介さんのどうしてこの絵でこれだけ怖く切ない話が描けるのかが不思議な少女マタギ漫画、敵役が出てきて面白くなってきた×6sukeさんの「棺屋」、中山昌亮さん得意のショート・ホラー、様々な切り口の屈折したギャグ漫画陣、小川甘藍さん、友美イチロウさん、内々けやきさん、長沢克泰うどんさん、清野とおるさん、永瀬ようすけさん、そして本誌では一番異色な柳沢きみおさんの愚痴エッセイと実に盛り沢山です。
読み飛ばす作品が無い為、遅読の私は2日間かけて読む羽目になりますが、実に楽しみな漫画誌です。
監獄学園(1) (ヤングマガジンコミックス)
「女だらけの学園にモテナイ男子が5人」といえばわかりますね?
そうです。エロです。
監獄学園というサスペンスな名前とは裏腹に非常にノリの良い学園エロコメディになっています。ちなみにこの巻は導入部分です。なぜに監獄学園になってしまったかを描いています。
ギャグはアゴなしゲンとオレ物語(1) (ヤングマガジンコミックス)で磨かれたセンスが、画は特に俺と悪魔のブルーズ(1) (アフタヌーンKC)で見せてくれたリアルな感じを時折おりまぜて緩急をつけてくれたところが良かったです。
女性にはオススメできませんが、中高生〜夢を忘れていない魔法使いまでオススメできるマンガだと思います。
これからも愛すべきバカっぽさに期待したいです。