スクラップド・プリンセス EDテーマ - 大地のla-li-la
曲は、ZABADAK脱退後の洋子ちゃんの作品の中では出色の出来です。それだけに、もっと洋子ちゃんの歌声を前面に出して欲しかったです。特に、サビでは洋子ちゃんにリードヴォーカルをとって欲しかったですね。
天に響く聖譚詩(オラトリオ)―スクラップド・プリンセス〈13〉 (富士見ファンタジア文庫)
連載の方は読んでいない、単行本だけのファンです。
アニメ放送が始まっても、原作が完結するまでは……と、
そちらを見るのは我慢して、この最終巻を待っていました。
予定調和という言葉が、良く響くか悪く響くかは人それぞれ
でしょうが、この結末は、恐らくはこの作品を愛していた人達の
多くが望んでいた、迎えるべくして迎えた結末ではないでしょうか。
あぁ、終わったんだな。という感慨と共に、今度はアニメシリーズ
の方を観て、また違った形での「廃てプリ」を楽しんでみたいと
思います。
今はとりあえず、この本編最終巻に、惜しみない拍手を送りたいと
思います。ありがとう。
捨て猫王女の前奏曲―スクラップド・プリンセス (富士見ファンタジア文庫)
双子のシャノン、ラクウェル。その二人の血の繋がらない妹である
パシフィカ。彼女は「世界を滅ぼす猛毒」と呼ばれる「廃棄王女」…
「スクラップド・プリンセス」。それゆえに命を狙われる。
それを何としてでも守り抜くと決めた、シャノンとラクウェル…
三人の旅は始まり…と書くと、いかにも陳腐なファンタジーである。
設定はいわゆる、剣と魔法の世界。作品中にも北欧神話から引っ張られたと見える魔法が出てくる。そして、「世界を~…」うんぬんという主人公が悲劇的な運命を背負っているところなども、「ありがち」な設定ではある。
しかーーし。その一般的とも言えるファンタジーの設定が、かように面白いのはひとえに作者の力であろう。シリアス口調で語られると見せかけギャァに落とす手法、登場人物一人ひとりの、心に沈む言葉。
また、随所に見られる多彩な、そして詳細な剣や魔法に関する設定も見逃せない。
「スクラップド・プリンセス」。掛け値なしに、面白い。