遥かな町へ (ビッグコミックススペシャル)
ハイライトとウイスキーグラス(チラッと)も出てくる。出てくる場所、ほとんど全て行った事があり、とても懐かしい気分になる。
まだ40代の家族を持ったお父さんの気持ちは分からないが、読み終わった後で胸に不思議なそよ風が吹くだろう。誰もが様々な悩みや問題、内面の葛藤、日々抱えているものがあるという事。それはあたりまえの日常だということ。ただ、ほんの少し優しい気持ちになれる。
ふらり。 (KCデラックス)
江戸の町を北に南に歩測しながら妻と歩く男。
一歩は二尺三寸、二尺三寸は70センチ。
江戸の町が当時のまま、今に蘇る。
大日本沿海輿地全図(だいにほんえんかいよちぜんず)の測量の旅に出る前の、
測量家伊能忠敬であろうか。
日本全土の実測地図である「伊能図(いのうず)」
完成は文政4年(1821年)であった
MUSICOMIX
とても良いです!
笑えます
でも、決して軽く無い
下手なお笑いより面白い
70年代フォークの香りから
ブルース、ジャズ、ソウル、ファンク(?)
久住さんの、拘りを感じました。
YMOネタが入ってたら(あの名曲のカバー?)
☆5個だったのに
残念(笑)
父の暦 (ビッグコミックススペシャル)
父の訃報を知ってからも淡々としていた主人公が、帰郷してから少しずつ親の想いに気付かされていく。
特別な演出も無く進む物語の過程はありふれた日常に過ぎず、しかし、本人しか感じ得ない特別な瞬間に満ちている。
子供が出来て初めて親の気持ちが分かる、とは誰もが知っている言葉だが、親になったという事実が精神の面倒まで見てくれるかと言えばそうでもない。この本はその点を――人が大人になる瞬間を綴っているような気がする。
親と不仲の人には、特に打ち響くものがあるのではなかろうか。