シルク・ディグリーズ(紙ジャケット仕様)【2012年1月23日・再プレス盤】
60年代から発達したロックは歌詞のメッセージ性や、ブルース進行から多様化されたコード進行のメロディが注目されてきた。サウンド指向の作品はジャズから発展してきた流れがポップスと結実して、注目されたと思う。ジョージ・ベンソンなんか良い例でしょう。これも時代にうまく乗っかって成功した作品のひとつ。次回作はもっとカッコいいサウンドで構成されているが、リマスターによりマーティン・ベイチのアレンジがより美しく聞こえる。録音時20台前半のジェフ・ポーカロはおそろし。若くして職人Steely Danに呼ばれること自体、おそろし。
SONY ウォークマン Sシリーズ [メモリータイプ] 16GB ブルー NW-S755/L
NW−S716からの乗り換えです。
まず良かったこと。
○ブックマーク機能の復活!
○自分の機種からすれば画質が遥かに良い。
○重さ、薄さが丁度手にフィットする感覚
○音質もあがったように感じる。(かもしれない)
○デジタルノイズキャンセリングでうるさい場所でも難なく音楽を楽しめる。
○A-Bリピート機能、速度変化機能、シャッフル機能の増加によって、ドライブでウォークマンを重宝する自分にとっては楽しみ方の幅が広がった。
続いて悪い点
●前回モデルに引き続き相変わらず操作性が悪い。
メニュー→option→再生画面へと飛べない
再生画面から、アーティストや、そのアルバム、ジャンル、年代などへ飛べない。
●曲の削除予定機能が無い
●曲の評価機能が無い
正直これらはNW−S716を使っていた自分からすれば慣れるまでかなり耐えがたいです。
前回の機種からこれらの改良を首を長くして待っていただけに、改善されてい無いことはショックでした。
昔の機種に慣れた人には、難ありかもしれませんが、ウォークマンが初めての人、純粋に音楽を持ち運びたい人にはお勧めかと思います。
バッハ:6つのパルティータ
ウラディーミル・フェルツマンによるバッハのパルティータ全6曲と2声のインヴェンション全15曲を収録。
録音は1999年モスクワで行われている。このカメラータの国内盤はリーズナブルで良心的。
1952年生まれのフェルツマンは1971年のロン・ティボー・コンクールでのグランプリ受賞以来、世界で活躍しているが、国内盤のリリースが少ない
事もあって、日本での認知度はやや低いと思われるが、実力確かなピアニストで、聴きもらすには惜しい存在である。
このアルバムはそんなフェルツマンの円熟を示す素晴らしい内容だ。
バッハのパルティータとなると、その楽曲の素晴らしさに比し、まだまだアプローチの手法は多く残っていると思われる。
個人的にその荘厳な美しさで秀でていたヴェデルニコフ盤が廃盤なのはたいへん残念である。
それでも、グレン・グールド、リチャード・グード、アンドラーシュ・シフといった人達の録音はどれも意欲的で芸術化特有の精神的なひらめきを
感じさせるものであった。
それでも、やや薄手の感のあったこのジャンルに、このフェルツマン盤が加わったことがまず慶賀の至りである。
この演奏の特徴は、ピアニスティックな響きを十分に生かし、豊な躍動感により瑞々しくバッハを歌いつくしている点にある。
といっても、その歌は押し付けがましいものではなく、自然な音楽のアウトラインに即しており、気品がある。
中でも短調の3曲(2番、3番、6番)の音楽の全体像の大きなフォルムは、この演奏を推す大きなポイントである。
第2番のシンフォニアは雄大なドラマを秘めて響くし、クーラントの機能美も純然として高潔だ。第3番のスケルツォは小気味の良い切れ味がと軽や
かな低音が見事にマッチ。
また第4番のアルマンドのような典雅な舞曲も雰囲気がとてもいい。
パルティータの名演として欠くことの出来ない1枚と言っていいすばらしい内容だ。
35歳からのメンズケア新常識 (PHP文庫)
著者の類書「デキる男」がよかったのでこちらにも期待しました。基本的には焼き直しです。
しかし、ちょうど忘れた頃に読んだのがよかったのか、それともポイントが整理されていたからそのせいか、参考になりました。