久遠の絆再臨詔 公式原画&設定集solo
「再臨詔編」をメインに取り扱っている原画&設定集。
久遠の絆「本編」の原画や設定を知りたい人はこちらではなく、「久遠の絆公式設定資料集 Love&Death」のほうを手に入れた方がいいです。
久遠の絆 -THE ORIGIN- 初回限定SPECIAL PACKAGE
PS版からの古参ファンですが、しっかり楽しめました。
まあそれは、こちらのプレビューを読み、「別物」との覚悟でプレイできたおかげでしょう。
シナリオはかなり良いです。
加藤さんの文章とかシナリオが好きな方にはハマれる話です。
ボリュームも増し、物語の奥行きがかなり深くなってます。
終盤まで明かされない謎や、前作までと同じ選択肢が全く異なる展開を見せるなど、
最後までダレずにプレイできます。
そのため、ある意味シンプルだった「久遠の絆」からすると、非常に細かく丁寧に、
言い換えるとマニアックになっていますので、ここは好みの分かれる所かも知れません。
これまでの久遠で、日本神話に興味を持っていろいろ調べた、なんて経験があれば、
より深くハマれると思います。
それから、賛否ある18禁シーンですが、シナリオの設定上必要と理解できる部分が多いです。
確かに心情的にここいらないかな、という部分もありますが、
そこは「18禁」と謳う以上、大人の事情もあるでしょうしね。
声優さんの演技等、粗はいろいろありますが、十分楽しめる作品だと思います。
「再臨詔のその先を見たい」と思っていた方には、形こそ違うものの、そのひとつの結末と
受け取れるエンディングだと思います。
個人的には、「久遠の絆」ファンとして、プレイして良かったです。
久遠の絆 再臨詔 -Portable-
再臨詔のシンプルな移植です。
ほっとした理由は2つ。
もとが十年以上前のゲームなので、いま楽しめるのかと思いましたが、音楽と美しい絵とストーリーにがっつり引き込まれました。
もうひとつはORIGINのような改変がなかったこと。
昔、たまたま立ち寄ったゲーム屋さんで、特に期待せずに買ったのに徹夜ではまってしまったことを思い出しながら、気にかかるところもなく純粋に楽しんでいます。
PSPなので手軽にできるのもプラスです。
久遠の絆 再臨詔
98年にPSで発売され、2000年には書き下ろしシナリオである再臨詔を追加してDCに移植されました。
そして2002年、待望のPS2移植版として帰ってきました。
内容はDC版からの移植という事で特に変更はありませんが
PS版やDC版もプレイされた方には思わずドキッとするようなムービーが追加されてた事に気づいたことでしょう。
肝心の中身の評価ですが、正直言って語るにも語り尽くせません。
この作品には衝撃や感動と言った言葉を超越したゲーム史上最も輝きを放つ
ドラマが眠っています。
初めてプレイした時、エンディングを迎えた私は
言葉では言い表せない、熱い想いを全身で感じ
背筋を震えさせ、涙を流したのです。
良い意味で化け物ソフトと言えます。
過去の恋を再演するかのように
平安、元禄、幕末、そして現代へと転生を繰り返す登場人物達。
千年という長い歳月の中で、各々の想いの交差、因縁、そして愛が語られます。
壮大なスケールで描かれたシナリオに、郷愁を誘う繊細な音楽
そして魅力溢れるキャラクター達。
全てにおいて完成された作品です。
単なる美少女ゲームと思ったら大間違いです。
まずはこのシナリオをじっくりと堪能して欲しいです。
年齢や性別は関係ありません。
沢山の人にプレイして頂きたい・・・
現時点で私が自信を持ってお勧め出来る唯一の作品です。
久遠の絆 再臨詔 フルボイス版 初回限定特装版
本作を初めてプレイした者としての感想です。
1.プレイ時間
とても長いです。
さくさく進みたい方には辛く感じるでしょうが、
たっぷり時間をとって味わうくらいのスタンスが良いです。
プレイにかけた時間の分だけ、味わえる感動も一入でしょう。
2.ストーリー
よくつくりこまれてるなぁと感じました。
各時代ごとのストーリーがありますが、
「あともう一歩なのに・・・」という余韻を残したまま、
また別のストーリーへと移っていく消化不良感が、
続きをプレイするモチベーションとなり、
どんどん進めたくなるようになっています。
3.ボイス
フルボイス版ということもあり、
転生ごとに変わるキャラの言葉遣いや、
その時代での絡みの違いが楽しめます。
4.画
90年代に発売されたゲームだそうですが、
とてもきれいですし、古さは気になりません。
5.文章
台詞以外の文章を含めて、全体を通して読みやすかったです。
ただ、難しい漢字が多い部分があって、そこは勉強のつもりで読むしかないです。