スカー・ティッシュ―アンソニー・キーディス自伝
AnthonyはRHCPのフロントマン。
世界で有名なフロントマンとは思えないような壮絶な人生が語られています。
一言では言えないのでぜひ、読んでみてください。
OMAR RODRIGUEZ LOPEZ & JOHN FRUSCIANTE (オマー・ロドリゲス・ロペス & ジョン・フルシアンテ)
この音源は2003年に生まれたもの。ジョンのレッチリ在籍時で、『7連続作リリース』以前のものである。オマーにとっては、マーズ・ヴォルタを始めて間もないころのもの。 で、サウンドだが、28分間のインストである。ギターサウンドはジョンの色が濃い。オマーがCD化に消極的だったのはわかる(セドリックは不参加)日本限定でのCD化らしい。欲しい人は迷わず買っておこう。 『7連続作』のときもふたりは一緒にしごとをしていた。この音源はなんの気なしに生まれたものだとも受け取れる。サウンドはどこかさみしそうでものうげ。『ブラウン・バニー』をも思い起こさせる。 本当に素晴らしいものをありがとう、だが28分間はやや物足りないので☆4つ。
ジョン・フルシアンテ・スタイル (シンコー・ミュージックMOOK STYLE Series # 1)
このタイプの研究本は結構読んできたが、肝心なプレイスタイル研究がいい加減で適当なものが多かったが、この本はそこは良かった。もし、ジョン・フルシアンテが好きなら買いだと思う。
どうでも良い1回目の脱退時の話が多かった印象。
Shadows Collide With People
ジョンのソロ(CALIFORNICATION発売以後)はどれも安心して聴けるクォリティーがあります。一曲目の第一声でほっ、とさせてくれて、いきなり泣けてしまいます。音質はいうまでもなく素晴らしです。何故こんなにもVoが響いてくるのかというくらい。この作品はかなりデジタルでテクノなエフェクトを使いまくっている曲、ゴニョゴニョいってるインストなどが結構多いです。六連作の『Curtains』から入門した私にとっては、全体的に少し散漫な印象を受けました。勿論、とてもいい曲もありますが。ジョンの歌心を直接感じたいひとは六連作の中の何れかを聞いてみたほうがいいと思います。損得はいいにくいですが、ジョンの歌が嫌いでなければ後悔することは決してないと思います。
ジョンファンは絶対に持っている必要がありますね。
カーテンズ
どれも曲が本当に素晴らしい!
最初に一曲目のThe Past Recedesを聴いたとき、感動して泣いてしまいました。
きっと多くの人にとってそうであると思いますが、
ジョン・フルシアンテは私にとっても本当に重要なアーティストです。
それは彼の音楽がいつも嘘のない正直なものであり、どのアルバムの
どの曲を聴いたとしても、そこには音楽への純粋な情熱が溢れているから。
このアルバムは、そんな中でもひときわ温かみがあり、
内省的なだけではない、力強さや穏やかさを持っていると思います。
多くのアルバム制作を経てきたからこその熟練した余裕さえ感じられる、傑作だと思います。